常勤医になります。遅ればせながら。

先日、医局からAssistant professorとしてのポジションのオファーを受けた。

ぼくはH1Bビザ(就労ビザ)でアメリカに来ているため最大で6年までしかアメリカで働くことができない。

以前、常勤医の打診を受けた際には辞退して、研究フェローを続けさせてもらえるよう願い出た。

この先、臨床研究もやりながら仕事をしていくにあたってしっかりと基礎を勉強しておくことが大事だからだと思ったからだけど、結局はそこまできちんと何かを学べたかは大きく疑問(笑

最初は、臨床から離れるのが不安だったものの、離れてみると時間の自由が利く研究生活が案外ストレスフリーで楽しかったりして。

といっても、大学院の授業に慣れるまではなんだかんだで宿題ばかりやっていた気もする・・・。

でも、新しいことに取り組むのは面白いものです。

研修医時代、臨床においては同期に遅れ、研修後、留学においても周りに遅れ、卒後10年経ってもトレーニングの身分。自分がどんどん周りと違う方向に進んでいるのが分かる。

といっても、数年前から徐々に気にならなくなってきました。

他人と比較してもどうになるものでもない。

そして、ここにきてビザが切れるので再度、医局から話をもらいました。

「常勤医になりませんか?」

常勤医になると大学病院が永住権の申請できるのでビザに縛られずにアメリカで働けます。外人医師は大学病院以外では働かない。これがうちの医局の即戦力、あるいは研究戦力用医局員を増やすシステム。

実は、これがアメリカの大学病院のからくりでもあり、さらに大げさにいうとアメリカ医療が世界で生き残っていくための戦略。

2008年に常勤医のポジションを打診されたのですが、なんとなく気乗りせず研究フェローで時流を様子見することにしました。

そろそろタイムアップです。

日本に帰りたいなという気持ちもあるものの、最近うちの医局の動きが活発になり、時流が熱くなってきている気がします。

面白いことが起きそうな・・・。

引きが強いうちは局を降りてはいけないと、麻雀の師に教わった気がする。

長め(眺め?)の下積みを終えて、これから本当に外国で通用する人間になれるのか揉まれてみたい気持ちもある。

というわけで今日、署名を終えたオファーレターを提出しに行った。

いくと主任教授に強く握手を求められました。

就労ビザ取得当初、6年の期限など全く気にしてはいなかった。

「6年?」とっくの昔に日本に帰っているだろうと。

実際にはアメリカで永住権を取得するのは難しい。

しかし、いざこの人間が欲しいとなると数々の制約をすっ飛ばして鷲掴みにしてくる、その腕力の強さに大国の威力の一端を見る気がします。

6年など意外とあっという間ですね。

ボスの笑顔が忘れられません。

さて。

どうなることやら。






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この記事へのコメント

tako
2012年12月05日 22:11
おめでとう!
ワクワクがまだまだ続くね!
管理人
2012年12月06日 01:58
ワクワクではなく、ハラハラ。

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