40代。男。

40になった。

BIG フォア・オー

ってやつ。


少なくともアメリカではそう呼ぶ。


昔から、なぜか20代のロールモデルが自分にはいなくて、『カッコいいオジサン』に憧れがあった。

だから、これを機にそれをちょっと、考えてみよう。

高校時代に「このオッサン、カッコいいな。」と、最初に刺さったのは『セント・オブ・ウーマン』のアル・パチーノ

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今みると、怒鳴り散らして全編ウルサイのだけれど、10代の頃はシビれた。

日本人なら「中島らも」あたりがぴったりくる、アル中で下ネタ好きの迷惑野郎。

美味しい役で、セリフもキレイにキマってた。

賞獲ったし。よかった。

最近では、ジョージ・クルーニー。

『ER』の最初の方ではモサっとした感じだったが、シーズンを追うごとに体を絞っていったのか、女好きの小児科医がサマになっていった。

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実は、白髪が混じってからの方が、男前。

シーズン始めの髪が長く、茶髪の頃はちょっと古臭い。

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映画に進出してからは、「若いやつらをまとめるアニキ」的な立ち位置でキャリアを進めたあたりも、『カッコいいオッサン』の条件を満たしている。

オッサンは、後輩の面倒見がよくなければいけないのだ。

だから、「孤高のイケメン的一匹狼」キャラは『カッコいいオッサン』ではない。私の中ではね。

このアニキ・オーラ全開で作った映画が「オーシャンズ11」。

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この映画、ラズベガスのカジノからお金を盗む話なのだが、それ自体はそんなに面白くない。

出てくる俳優のちょっとしたやりとり一つ一つのボケが面白いのだ。

とくに楽しいのがクルーニーとブラッド・ピットのやりとり。

男同士の長い腐れ縁の設定で、なんなら古ぼけたオープンカーで大陸横断するロードムービーにもそのまま転用できる様なやりとりが延々と続く。

英語でこれをブラザーのロマンス="Bromance"と言います。

とにかく笑える。

毎回、ピットが画面に登場するたびに、ピザやら、アイスやら食っていて、やたら高いブランド服を着ているのも笑えるし、それをツッコむクルーニーも笑える("Ted Nugent called, he wants his shirt back")。



『カッコいいオッサン』の佇まいとしてはー

”それなりに苦労してきて、仕事もデキる。けど、いまいち成長しきれない。ちょっとズルいし、トボけてる。そして、オンナか酒かクスリかわからないけど、何かしら心に弱みがある。だからいつまでも出世できない。”

というキャラクターで、出世している。

そんな感じ?

これを優等生風したのがバラク・オバマだ。

彼の大統領専用機のタラップから降りてくるときの軽やかな足取り。

恒例の晩餐会でカマすジョーク。

外国の政府高官に歩み寄るときの肩ツキ。

よく"Swagger"と評されるあれだ(どれだよ)。

https://media.giphy.com/media/3o7qDSOvfaCO9b3MlO/giphy.gif

『カッコいいオッサン』はしゃべり方も大事で、独特の『間』がなければならない。

セリフよりも行間で。

セリフよりも目配せで。

セリフよりも足取りで。

セリフよりも背中で。

表現したい。



むかし、東京で呑んでてよく『いいオトコ』『いいオンナ』の定義の話になってー


●いいオトコとは

1. 己を知り
2. 他人を知り
3. 稼ぎがあり
4. いいオンナには見抜かれることを知る

という結論に達した。

自分が分からなければそもそも服も選べなければ、仕事も選べない。

本当の敵見方がわからず、世の中渡っていけるだろうか。

収入なくして、後輩やオンナにおごれない。

そして、男はいつまでも、永遠に選ばれる側。そのことを肝に命じて生きていかなければならない。



では、いいオンナは?


それは、また、いつかね。














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