アメリカ大学病院のあれこれ。あるいは、君の「そのとき」はいつ?

どのくらいの更新頻度が適当なんでしょうか? 以前、MIXIの日記でのみ公開していたときはコメントももらえたし、手応えを見ながら内容を調節していたのですが、ブログにしてからはまったくコメントがないので、いまいちどういうことを書いたら喜ばれるのか分かりづらい・・・。 記事によっては閲覧数がすごく多くなるのでそれを一つの参考にして…
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年明けのシャンパン

「よかったら、大晦日に夕食を食べにこないかい?」 麻酔科の主任教授が電話の向こうで言った。 荒れに荒れた医療現場での仕事に行き詰まり(息詰り?)連日、教授に電話で相談にのってもらっていた。 知らず知らず悲壮感が声に漂い、同情されたに違いない。 ドイツでは大晦日に家族でスープフォンデュを食べるのが習わしになっている…
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ICU当直日誌3

いくらなんでも手術が長過ぎる・・・。 嫌な予感がしてオペ室に足を運んだ。 定時の心室補助装置留置術なら5時間前にICUに来てもおかしくない。 ドアを開けたとたん手術室の床が血まみれになっているのが目に入る。 患者の胸を開けたとたん以前の手術で受けた傷のせいで血管が裂け、出血、心肺機能が低下しECMO(体外式循環装…
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ICU当直日誌2

翌日ーー 心臓胸部外科の主任教授室に呼ばれた。 足を運ぶとそこには担当外科医も同席していた。 挨拶を交わし席に着くと教授は口を開いた 「この件に関して犯人探しをするために呼んだ訳ではないんだ」 集中治療部の責任者として、医療チームの中にショックを受けている人間がいないか?受けているとすればカウンセリングを必…
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年末ICU当直日誌1

その夜4回目のポケベルが鳴った。 腕時計を見ると2:30AM。 表示された番号にかけると研修医の報告が聞こえてきた―― 「スミスさんの下肢を切断することになりました。」 瞬時に嫌な汗が背中を流れる。 移植手術後、術中に挿入された太もものカテーテルが恐らくの原因で足の血流が低下していた人の話だ。カテーテルはすぐに抜去し…
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常勤医になります。遅ればせながら。

先日、医局からAssistant professorとしてのポジションのオファーを受けた。 ぼくはH1Bビザ(就労ビザ)でアメリカに来ているため最大で6年までしかアメリカで働くことができない。 以前、常勤医の打診を受けた際には辞退して、研究フェローを続けさせてもらえるよう願い出た。 この先、臨床研究もやりながら仕事をし…
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リンカーンの苦悩

スピルバーグの最新作"Lincoln"の評判がいいみたい。 NYタイムズでも取り上げられていました。 A President Engaged in a Great Civil War “Lincoln,” starring Daniel Day-Lewis, is more a political thriller tha…
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Aikido

ずーっとパソコンを眺めている日が続くので疲れる。。 Outcome studyは、基本的に統計処理がおもな仕事なので去年買ったAirMacがフル稼働しています。 といっても、基本的に頭脳労働中心の生活が向かない体なので、体を使った遊びをしないと調子がでない。 元カノの誘われて始めたゴルフを再開し(大学付属の打ちっぱなし…
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外人部隊

もともと外人医師の比率が高いうちの医局だが、とうとう主任教授にドイツ人が就任・・・。 心臓麻酔部も二人抜けて、7人中6人が外国人。 昨日の会話: ぼく:「心臓麻酔部も外人だらけになっちゃったね。」 同僚:「世界を救っているのはぼくらだからね。」 ぼく:(笑) そして・・・ 同僚:「『世界を救って…
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Predecessors

2008: It became apparent I will be spending the following year in US. In preparation, I took to learn from the predecessors. During my brief research, one name kept …
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イエローストーン。

更新がだいぶ空いてしまった・・・。 この間、いろんなことがありました。 オバマが再選されたり。 大統領が推進している“オバマケア” これは、日本やヨーロッパ先進国に近い形の高福祉政策でぼくの所属している公衆衛生学部では多くの講師が賛成・推進派にでした。先々週までは「みんな選挙いこう!」がほとんど挨拶代わり。こういうと…
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判断ミスーあるいは、アメリカ麻酔業務における反省点。

アメリカでは長時間連続勤務をしたところで、誰も褒めてくれない。 日本では、へとへとになるまで仕事をするのが「偉い」ような風潮があって(もうないのかな)必要もないのに長いこと病院にいたものだが、こちらでは、 "You're crazy" のひとこと(笑 挙げ句の果ては "He has no life" …
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アテンディング医師にもっとも求められるもの。

大統領選に向けて二大政党が激論を繰り広げているアメリカですが、皆様いかがおすごしでしょうか? 個人的にはたったの4年でブッシュ政権の後始末をつけるのはどんな超人を持ってしても難しいのではないかと思います。あと、4年チャンスをあげるべきでは?と思うのですが、現オバマ政権は中間層へのサポートメッセージ色が濃いので、ロビー活動力を持つ富裕層…
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Hot topic

Good read. 李明博自伝 (新潮文庫)新潮社 李 明博 Amazonアソシエイト by いま、話題の人物ですね(笑 でも、こんなときだからこそ新聞やネットで報道される上辺だけの情報から一歩分け入ったところに眼を向けるべきです。 なぜ、あえてナショナリズムなのか? 70年、80年の日本高度経…
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戦争の霧 ー あるいは、アメリカのオペ室でのマル秘やりとり2

行きがけに特大のコーヒーを買って、ほとんど半分を集中治療部にあがるまでに流し込んだ。 代わりにきてくれていた医師から回診を引き継ぎ、朝の回診を続ける。 顔見知りの看護師に移植患者の朝の容態を耳打ちしてもらう。 外科医がやってきて、先ほどまで心臓麻酔科医だったICU担当医のぼくを見て驚く。 "Continuity …
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戦争の霧 - あるいは、アメリカのオペ室でのマル秘やりとり 1

オリンピック盛り上がっていますね。 メダルは取って当たり前という空気のアメリカなので、東の小国の動向はなかなかニュースになりません。 それでも、内村の快挙はNYタイムス・スポーツ欄の一面で取り上げられていて、嬉しい! http://www.nytimes.com/2012/08/02/sports/olympics/j…
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ちょっといい話。

引っ越しました。 以前のマンションもよかったけど、今回のマンションもいい。 窓が多くて北東の角部屋、一番上の階(といっても5階)で気に入ってます。 いままで住んだマンションの中で一番気に入ってるんじゃないかな。 今のところ。 最近、ひろったいい言葉: (人生に失敗はあるか?)失敗なんかないよ。朝起きて…
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リーダーシップの不在?

日本に帰国中、機会をいただいて若い研修医・医学生のひとたちにプレゼンをしました。 じつは、少なくない20代の臨床・研究留学志望者。 しかし自分の志を話すときどこかしら居心地の悪そうな表情をするひとが多い。 高度に完成された秩序社会でアウトサイダーを目指すと必要以上の恐怖心を感じるものです。これが、グラッドウェルがいって…
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