テーマ:医療

IARS2015に行ってきました

麻酔領域の臨床研究全般に比重を置いてるIARSにいってきた@ハワイ。 いつもはあえてオアフ島を避けているのだけど、今回は10年ぶりくらいに上陸。 やっぱり、多いですね日本人。 円安にも負けず観光してる人を見てちょっとホッとしました。 最近、プレゼンスがかなり中国にまけてるので頑張ってもらいたいです。 それはそう…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

週末の出来事

カタマラン(双胴船)の操船を覚えはじめた。 Monohull(単胴型)と較べてだいぶ安定して水抵抗が少ない分、速い。 土曜日のシアトルは4月にも関わらず、まれに見るほど晴れて、フットボールスタジアム裏の湖上には昼過ぎから12ノットの風が吹き始めていた。 メインセールは上げるや否や北西の風を孕んで、水上を滑るように進んだ。 …
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

医療で世界を救うためにはー

以前にも少し書きましたが、組織マネージメントについてです。 学級委員にしろ、大学の自治会にしろ少しでも政治的な人間関係が入り込んでくる役割はことさら避けてこれまでやってきました。 がしかし、最近、そうも言っていられなくなってきました。 学ぶ側から教える側、命令される側から指揮する側に徐々に役割が移りつつあります。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

リーダーシップの訓練

ボストンマラソンで爆弾事件がありました。 アメリカはまだまだ安全なところではないことを改めて認識。。。 外傷患者の治療に当たったボストン市内の病院の方々、本当にご苦労様です。 そして、亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。 爆弾犯がロシア移民だったということで、銃規制法と移民法の規制緩和にも影響を及ぼしオバマ政権…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アメリカ大学病院のあれこれ。あるいは、君の「そのとき」はいつ?

どのくらいの更新頻度が適当なんでしょうか? 以前、MIXIの日記でのみ公開していたときはコメントももらえたし、手応えを見ながら内容を調節していたのですが、ブログにしてからはまったくコメントがないので、いまいちどういうことを書いたら喜ばれるのか分かりづらい・・・。 記事によっては閲覧数がすごく多くなるのでそれを一つの参考にして…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

年明けのシャンパン

「よかったら、大晦日に夕食を食べにこないかい?」 麻酔科の主任教授が電話の向こうで言った。 荒れに荒れた医療現場での仕事に行き詰まり(息詰り?)連日、教授に電話で相談にのってもらっていた。 知らず知らず悲壮感が声に漂い、同情されたに違いない。 ドイツでは大晦日に家族でスープフォンデュを食べるのが習わしになっている…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ICU当直日誌3

いくらなんでも手術が長過ぎる・・・。 嫌な予感がしてオペ室に足を運んだ。 定時の心室補助装置留置術なら5時間前にICUに来てもおかしくない。 ドアを開けたとたん手術室の床が血まみれになっているのが目に入る。 患者の胸を開けたとたん以前の手術で受けた傷のせいで血管が裂け、出血、心肺機能が低下しECMO(体外式循環装…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

ICU当直日誌2

翌日ーー 心臓胸部外科の主任教授室に呼ばれた。 足を運ぶとそこには担当外科医も同席していた。 挨拶を交わし席に着くと教授は口を開いた 「この件に関して犯人探しをするために呼んだ訳ではないんだ」 集中治療部の責任者として、医療チームの中にショックを受けている人間がいないか?受けているとすればカウンセリングを必…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

年末ICU当直日誌1

その夜4回目のポケベルが鳴った。 腕時計を見ると2:30AM。 表示された番号にかけると研修医の報告が聞こえてきた―― 「スミスさんの下肢を切断することになりました。」 瞬時に嫌な汗が背中を流れる。 移植手術後、術中に挿入された太もものカテーテルが恐らくの原因で足の血流が低下していた人の話だ。カテーテルはすぐに抜去し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

常勤医になります。遅ればせながら。

先日、医局からAssistant professorとしてのポジションのオファーを受けた。 ぼくはH1Bビザ(就労ビザ)でアメリカに来ているため最大で6年までしかアメリカで働くことができない。 以前、常勤医の打診を受けた際には辞退して、研究フェローを続けさせてもらえるよう願い出た。 この先、臨床研究もやりながら仕事をし…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

外人部隊

もともと外人医師の比率が高いうちの医局だが、とうとう主任教授にドイツ人が就任・・・。 心臓麻酔部も二人抜けて、7人中6人が外国人。 昨日の会話: ぼく:「心臓麻酔部も外人だらけになっちゃったね。」 同僚:「世界を救っているのはぼくらだからね。」 ぼく:(笑) そして・・・ 同僚:「『世界を救って…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

判断ミスーあるいは、アメリカ麻酔業務における反省点。

アメリカでは長時間連続勤務をしたところで、誰も褒めてくれない。 日本では、へとへとになるまで仕事をするのが「偉い」ような風潮があって(もうないのかな)必要もないのに長いこと病院にいたものだが、こちらでは、 "You're crazy" のひとこと(笑 挙げ句の果ては "He has no life" …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アテンディング医師にもっとも求められるもの。

大統領選に向けて二大政党が激論を繰り広げているアメリカですが、皆様いかがおすごしでしょうか? 個人的にはたったの4年でブッシュ政権の後始末をつけるのはどんな超人を持ってしても難しいのではないかと思います。あと、4年チャンスをあげるべきでは?と思うのですが、現オバマ政権は中間層へのサポートメッセージ色が濃いので、ロビー活動力を持つ富裕層…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

戦争の霧 ー あるいは、アメリカのオペ室でのマル秘やりとり2

行きがけに特大のコーヒーを買って、ほとんど半分を集中治療部にあがるまでに流し込んだ。 代わりにきてくれていた医師から回診を引き継ぎ、朝の回診を続ける。 顔見知りの看護師に移植患者の朝の容態を耳打ちしてもらう。 外科医がやってきて、先ほどまで心臓麻酔科医だったICU担当医のぼくを見て驚く。 "Continuity …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

戦争の霧 - あるいは、アメリカのオペ室でのマル秘やりとり 1

オリンピック盛り上がっていますね。 メダルは取って当たり前という空気のアメリカなので、東の小国の動向はなかなかニュースになりません。 それでも、内村の快挙はNYタイムス・スポーツ欄の一面で取り上げられていて、嬉しい! http://www.nytimes.com/2012/08/02/sports/olympics/j…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

新しい視点

大学院への入学が認められたものの、今まで取ってきた単位の半分しか考慮されないことが判明し、一期二講座体制をこのまま後一年とり続けなければいけないことに。 最終年単位を取らなくてよい分、論文執筆がんばろうと思っていたのですがそうは甘くはありませんでした。 学位取得の意義ですが、海外で外人として生きていく上でのリスクヘッジと考え…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

アメリカ臨床&研究報告会

さて、業務連絡です。 今年は6月7日より日本に一時帰国することになりました。 というわけで、恒例の留学報告会をします。 -アメリカの研修システム -研修終了後のクリニカル・フェローのシステム -USMLE受験 -留学を考えている場合、日本でやっておくべきこと -必要となる英会話のレベルと勉強法 -臨床研究…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

コードブルー 4

テイクアウトのタイ料理をぶら下げてマンションに帰宅したのは9時だった。 かばんもおろさずに冷蔵庫の扉を開け、ビール瓶を取り出しふたをはずすと一口グビリとのどに流し込む。 ああ・・・・こわかった。 死ぬかと思ったよorz... カウンターに座って目を閉じると、オペ室での出来事がひとつひとつ短いyoutube映像の様…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

コードブルー 3

INR5.8。 正常上限の3倍以上の数字。これでは、出血は絶対に止まらない。 あわてて、血小板と新鮮凍結血漿製剤を輸血。 オペ室の総監督がやってきて 「ケイ、ここまでやってくれたから、ついでに手術終わるまでやってくれる?」 『心臓麻酔科医がついたからには安心、安心。('▽`)~~』とばかりに丸投げして去って…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

コードブルー 2

心肺蘇生をはじめてから、ずいぶん時間がたってしまった。だんだん、部屋の空気が悲観的になってきているのを肌で感じる。指示を出し始めた行きがかり上、心肺蘇生停止を宣言するのはぼくの役割だ。 担当研修医がすがりつくような目で見つめてくる。 う~ん、責任が重い。 あれ・・・?心電図に変化があった気がするぞ。 しかし、心マ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

コードブルー 1

二日前の出来事-- コードブルーの放送がかかってオペ室にはいるとそこは戦場だった。 89歳男性の大腿骨頭骨折置換後の修復術中の心停止。 ぼくがオペ室のドアを開けたとき、ちょうど心臓マッサージが始まったところだった。 麻酔機の上のモニター上の心電図は心室細動。 仰向けにされたやせた老人の胸にリズミカルに体…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

シアトルの多国籍軍

「・・・というわけで、今回の研究の狙いはかくかくしかじか、なわけだ。--うまいことやらないとね、医学雑誌に投稿しても『ファック・ユー、おめぇの原稿は載せねーよ』といわれてジ・エンドだから。」 フランス人麻酔科医の『ファック・ユー』は“ふぉっく・ゆぅ”に聞こえるのはなぜだろうと思った。 本年度初!!麻酔科複数部署が集まった…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

時間がかかること。

アメリカでは近年、Advanced Care Practitioners(ACP)という職種を作って、医師と看護師のちょうど中間に位置するような業務にあたってもらっています。 この人たちはともすると、薬の処方もするし簡単な縫合や中心静脈穿刺も行うので、ひとによっては研修医と同じかそれ以上の役割を果たす。医師不足を補う解決策のひとつ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

やっぱり、日本の韓国焼き肉の方が、こっちのKorean BBQよりはるかに美味しいと思われること

飛行機にやたら乗っています。 先月モントリオールの学会発表を皮切りに、神戸に飛んで麻酔科専門医試験受験、そして明後日からはシカゴで学会発表。 アメリカの営業マンってこんな生活なんでしょうね。うーん、落ち着かない。。。 そうそう、専門医。実はまだ受けていなかったのです。なんだかんだで、打っちゃっているうちに三十半ばになっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

医療はだれのため? その3

けっきょく、患者は人工呼吸器による治療に戻ることになった。 ぼくらを引きとめた看護師も患者本人の話を聞いた後では治療の継続にひとまず、なっとくした。 なにが、正解なのかはいまだにわからない。 ただ、患者さん本人が不在のままで話が転がっていくのには違和感があった。 重症患者ばかりの集中治療は、とてもじゃない…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

医療はだれのため? その2

「患者さんははっきりと意思表示をしているんです ―― このまま、治療を続けたくないと。」 看護師は、つづけた。 「それなのに、治療を強行しようとしている先生たちは間違っている。」 ぼくたちは目を見合わせた。 人工呼吸器のウィーニングを経た患者は7日目の朝、呼吸チューブを外した。その後、急激に呼吸状態が悪化。チュー…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

医療はだれのため? その1

「先生たち、ちょっと待ってください。話したいことがあります。」 そう言われて、ぼくと外科フェローはICUの看護師に廊下に引きずり出された。 「・・・先生たちのやっていることは、はっきり言って間違っている。これ以上、かってな真似をさせることはできません。」                    ―――― 一週間前 ―…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more